セカンドライフマガジン【AA】に載っていて気になっていたOpenSimを試してみました。
OpenSimというのは、
自分のPCでSimを構築するものです。
通常グリッドとは完全に切り離されているため、テクスチャなどの確認などに使うのがいいと思います。
なんと言っても、自分のPCさえあれば使えるのでメンテナンス中でも使えるのがポイントでしょう。
※私のPC環境がWindowsの為、今回の記事はWindowsでの作業を書いています
※出来るだけ簡単に書いているつもりですが、それでも多少のWindowsの操作を知らないと厳しいかもしれません
※試される方はあくまでも自己責任でお願いします
1.プログラムを入手
ここからソースをダウンロードしてコンパイルするのが本来の手順だと思いますが、既にコンパイルしてあるものも
ここからダウンロードできます。リンク先の下の方にある「Download from here.」からダウンロードしてください。
2.入手したプログラムを解凍
入手したプログラムはZip圧縮されているので、適当な場所に解凍しましょう。
今回は「C:\OpenSim Standalone」に解凍したと想定して話を進めていきます。
3.OpenSimを起動
コマンドプロンプトを開いて、
c:
cd "c:\OpenSim Standalone"
OpenSIM -sandbox
と1行ずつ実行して起動します。
3行目のコマンドを実行すると文字列がズラ~っと表示されますが、
ウィンドウは閉じずにそのままにしておいてください。
分かる人はバッチファイルを作っておけば楽になるでしょう。
4.Second Life Viewerを起動
先ほどと別のコマンドプロンプトを開いて、
c:
cd "c:\Program Files\SecondLife"
secondlife -loginuri http://localhost:9000
と実行します。Second Life Viewerを別のフォルダにインストールした人は適宜変更してください。
これも分かる人はバッチファイルを作っておくと楽になります。
5.ログイン
ユーザ名とパスワードを
FirstName:Test
LastName:User
Password:test
と入力してログインします。
6.終了
終了するときは、Second Life Viewerを通常通り閉じます。
OpenSimのウィンドウは残ったままになっていますので、
shutdown
と入力すると終了処理を行って自動的にウィンドウが閉じます。
使い方はこんな所です。
これだけの土地を使い放題です。勝手に編集しても大丈夫ですよ(笑)。
また周りに誰もいませんし余計なものが一切無いので、かなり快適に作業が出来ます。
自分が初期アバターみたいでアレですが、どうせ誰も見ていないので気にしません。
テクスチャをアップロードしたり、Sculpted Primを作って試したりしてみました。
アップロードにお金はかかりません。好きなだけ試してください。
一応LSLも使えなくはありません(動作しない関数もあるようですが)。SSはllSetTextを使った例です。
ただ、使い方がちょっと特殊でインベントリに「新しいスクリプト」でスクリプトを作成し、プリムの「コンテンツ」タブにドラッグ&ドロップする形になります。
これで実行はされるのですが、コンテンツタブにスクリプトが表示されていないためデバッグなどが面倒です。これは今後のバージョンアップに期待するしかないでしょうかね。
それでも使ってみる価値は十分にあると思いますので、試してみたい方は是非どうぞ。